静岡県のお茶の基礎知識 歴史①

静岡県は茶畑の広さ、お茶の生産量ともに日本一!

全国の茶畑のうち40%が静岡県で、2位の鹿児島県は20%。その差は2倍もあります。(農水省・平成29年資料)

■静岡県の中西部、島田市・牧之原市・菊川市にまたがる牧之原台地の上に広がる「牧之原大茶園」。深蒸し茶の発祥地。明治維新後、旧幕臣が多く入植し茶園を開墾。現在の大茶園が形成されました。陽当たりが良く、大きく厚みのある葉が育つことから、深蒸し茶に適している。

ただ、生葉の収穫量を見ると、1位の静岡県が全体の38%、2位の鹿児島県が35%と、わずか3%しか差がありません。これは、鹿児島県の単位面積当たりの生産量が、静岡の約2倍ということになります。

■急な斜面に広がる茶畑。山の茶園は朝夕の寒暖の差が大きいため、風味のしっかりしたお茶になります。葉は小さく厚さも薄いため、浅蒸しの煎茶に仕上げられます。透明感のある水色がとても美しい。静岡県のお茶栽培は、安倍川流域の山間地から広がっていきました。

実は、静岡県では二番茶までの収穫が多いのですが、鹿児島県では三番茶・四番茶、秋冬番茶と長く収穫作業を行います。半分の茶畑面積なのに、生産量がほぼ同じなのはこうした理由があります。(歴史②につづく

高級ボトリングティー富嶽之雫(ふがくのしずく)

牧之原産の最高級碾茶からじっくり抽出した美味しいボトルティ。

渋味や苦みを感じない濃厚な旨味をぜひ味わっていただきたい。

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お菓子の付かない6,800円の商品もございます。

高級ボトリングティー深蒸しかぶせ茶 牧之原の雫茶

高級ボトルティの最高峰。牧之原産の深蒸し茶を贅沢に使用。

特殊製法でじっくり10時間かけて抽出しています。

→静岡茶の歴史②はこちら

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