静岡県の日本酒の基礎知識 歴史①

~お酒造りに適さない温暖な気候~

日本酒の有名な産地は、気温の低い土地や、米の生産量の多い土地であるのが一般的です。日本酒はお米を発酵させて造る「醸造酒」。気温が高いと発酵が活発になりすぎて、美味しいお酒が造りにくいのです。そうした条件から、日本酒造りには東北など寒い土地の方が適しています。

【酒造りの風景】「開運」土井酒造場(掛川市):土井酒造場の蔵屋敷の正面。重厚な門が歴史を感じさせてくれる。※写真と本文の内容は関係ありません。

現代でも温暖で知られる静岡県。かの徳川家康が隠居の地に選んだくらいですから、昔から冬も暖かで過ごしやすい土地柄。醸造技術も未熟な時代ですから、暖かな静岡はお酒造りに適した土地ではありませんでした。また、江戸時代、日本酒は年貢の余剰米で造られましたから、お米の生産高の多い土地での酒造りが盛んでした。また、お酒の大消費地への輸送のしやすい土地であること、お酒造りに適した水に恵まれた土地であることも、江戸時代の酒造り産地の大切な条件だったでしょう。 (歴史②につづく)

不老不死の伝説を持つ富士山で越冬熟成させた縁起の良いお酒。

東口本宮冨士浅間神社、冨士山小御嶽神社にて秋・春にお祀り、

パワースポット富士山熟成では、これ以上のお酒はありません。

敬老の日や、おじいちゃんの誕生プレゼントに最適なお品です。

静岡型を代表する酒蔵の純米酒を飲み比べ!

三酒三様、かなり面白いお薦めのセットです。

 

「静岡県の日本酒の基礎知識 歴史②」につづく)

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