2026年の土用の丑の日は7月26日(日)|なぜ鰻を食べるの?由来と意味をやさしく解説(後編)

土用の丑の日(後編)

前回の記事では、「土用」とは季節の変わり目にあたる期間のことで、夏だけでなく年に4回あることをご紹介しました。それでは、なぜ「土用の丑の日」といえば鰻なのでしょうか。そして、春・夏・秋・冬にある土用の中で、なぜ夏の土用だけがこれほど広く知られるようになったのでしょうか。
今回は、土用の丑の日と鰻の関係について、由来をたどりながらご紹介します。

まだ前編をご覧になっていない方は、こちらもあわせてご覧ください。

目次

土用とは、季節の変わり目の期間のこと

土用の丑の日

陰陽五行説から見る「土用」の意味

「土用」という期間ですが、古代中国では、世の中は木・火・土・金・水という5つの要素によって成り立つ「陰陽五行説」という考え方があります。木は春、火は夏、金は秋、水は冬に相当し、それぞれの季節をつなぐ期間を「土」としました。つまり土用とは季節の変わり目の事です。

土用に「う」のつく食べ物を食べる理由

体をいたわる昔ながらの知恵

本来「土用期間中にはやってはいけないこと」がいくつかありました、科学的に言うなら迷信的な内容が多いのですが、大体「季節の変わり目は体調を崩しやすいため無理をしない」という意味に行き着きます。土用の健康に関する言い伝えに、『土用は体調を崩しやすいため、「う」のつく食べ物を食べると良い』というものがあります。「う」のつく食べ物? そう「うなぎ」です。

土用の丑の日に鰻を食べるようになった由来

きっかけは、平賀源内の宣伝?

夏の土用の「う」の付く食べ物と言えば「鰻」。という連想を決定づけたのは、江戸中期の蘭学者で発明家、江戸浄瑠璃作家、陶芸家、画家、本草(薬学)家など様々な分野で活躍した平賀源内(1728~1779)だという説が有名です。

彼が知り合いの鰻屋に頼まれて書いた『本日 土用の丑の日 鰻食すべし』という名コピーによって、「夏の土用→うなぎを食べる」という風習が現代にまで続くことになったという説もあります。

季節の変わり目である「土用」に、栄養たっぷりのうなぎを食すのは、非常に理にかなった考え方。そう考えると、夏の土用だけでなく、秋・冬・春の土用にも鰻を食べていただきたいと思います。うなぎの良質な栄養素については、また改めてお話させていただきます。

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動画で見る|土用の丑の日になぜ鰻を食べるの?
由来を分かりやすく解説

\ ありがとうございました /
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