新元号「令和」で話題の万葉集には、うなぎの和歌も収められています!

8月24日放送の「世界ふしぎ発見!」は、新元号「令和」の出典となった「万葉集」の不思議に迫る回でしたが、冒頭で、うなぎの和歌が紹介されていました!

石麻呂に 吾れもの申す 夏痩せに 吉しという物ぞ 武奈伎とり食せ
読み:いしまろに われものもうす なつやせに よしというものぞ むなぎとりめせ
(大伴家持 巻十六-三八五三) ※武奈伎(むなぎ)=うなぎ

大伴家持は万葉集の編纂にも携わった有名な歌人。
夏バテでげっそり痩せてしまった友人石麻呂に「石麻呂よ、夏痩せによいという、うなぎを獲って食べなさい」と勧めた歌です。

家持はウナギに関する和歌を他にも詠んでいます。
夏バテで食欲がない時にうなぎを食べたくなるのは、昔の人も同じだったんですね!

読書の秋、万葉集を読むのもいいかも…。

万葉集の和歌は難解のように思われますが、意味を知れば、1300年後の現代を生きる私たちも共感できる歌が多いです。

番組には、アニメ映画「君の名は」や「天気の子」を手掛けた新海誠監督が出演していました。
新海監督にとって、万葉集は物語の水源だとか。
私もこの二作品を予備知識なしで映画館で観ましたが、物語や人物の心理描写、映像や音楽の美しさに心を打たれるのは、古代から脈々と受け継がれてきた伝統文化や古典が織り込まれているのもあるのでしょうか。

新海監督が、私たちの日常にポップソングがあふれているように、古代の日本には和歌があふれていたのではないかと仰っていたのがとても印象的でした。

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