日本料理 太月(たげつ)の天然うなぎ蒲焼

今年の11月に東京表参道「日本料理 太月(たげつ)」にて会食した際のレポートです。
当店で販売する商品のお召し上がり方の参考にお役立てください。

日本料理 太月(たげつ)」は「ミシュランガイド東京」で2015年から連続して1つ星に認定されている日本料理の名店。表参道から少し入った細い道にありながら全国からたくさんのファンが訪れています。静かで落ち着いた印象の店内では、全国の産地から取り寄せた旬の食材を用いたこだわりの料理をコースで味わうことができます。この日は松葉蟹をメインに、スッポンや天然鰻などを含んだコースでした。

スッポンうどん

大五うなぎ工房でも販売しているスッポンですが、この日「太月」で味わうことができたのは自家製のモチモチうどんを使った「スッポンうどん」でした。うどんの上にはかぼちゃの麩と鶏もも肉がトッピングされ、ゼラチン質のとろりとしたスッポンの身・出汁と最高にマッチングした逸品。店主の望月英雄シェフのこだわりは出汁にあるそうで、約10種類の出汁を使い分けているというこだわりの出汁がスッポンにとてもマッチした極上の「スッポンうどん」です。

天然うなぎ蒲焼

料理に使用された鰻は宍道湖産の天然うなぎ。身も皮も非常に肉厚で、旨味が凝縮されているため脂もしつこくありません。
一般的な養殖うなぎ(活鰻)の大きさは150g〜350gですが、おそらくこの料理で使用されたうなぎの調理前の重さは450g以上あったと思われます。養殖のうなぎにはない川魚本来の野性味が感じられる適度な弾力と濃厚な旨味。この味わいは養殖最高峰のうなぎ蒲焼「駿河大五郎」の、口の中でふわりとろけだす旨味とは正反対と言えます。うなぎ市場の大半を占める養殖うなぎに慣れている人には、この天然ならではの弾力さと深みのある味わいは好き嫌いが分かれるかもしれません。

機会がありましたら食レポをお届けします。

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