静岡県の日本酒の基礎知識 歴史⑥ 最終回

~ターニングポイントとなった静岡の躍進~

全国の酒造会社にとって、温暖な静岡県の酒は全くのノーマーク。その静岡県が『静岡型吟醸』という明確なコンセプトを持って、全国新酒鑑評会に殴り込みをかけた訳です。これは当時の酒造業界にとって、非常にセンセーショナルな出来事でした。独自のコンセプトを提示した静岡県産酒の躍進は、各県でのオリジナル酵母の開発や、コストの高い吟醸造りへのシフトが進むなど、日本酒が新たな局面へと向かうきっかけのひとつとなりました。

静岡型吟醸による成功は、静岡酵母の開発者・河村伝兵衛氏の功績なしに語ることが出来ません。「静岡県の酒造会社にとって恩人」(磯自慢酒造・寺岡社長)と評された河村氏は、2016年12月に逝去されました。現在、静岡酵母の研究は、静岡県工業技術支援センターで継続しており、河津桜酵母の開発など新しい研究成果が発表されています。
※静岡酵母については、別項で改めてご紹介いたします。

不老不死の伝説を持つ富士山で越冬熟成させた縁起の良いお酒。

東口本宮冨士浅間神社、冨士山小御嶽神社にて秋・春にお祀り、

パワースポット富士山熟成では、これ以上のお酒はありません。

敬老の日や、おじいちゃんの誕生プレゼントに最適なお品です。

静岡型を代表する酒蔵の純米酒を飲み比べ!

三酒三様、かなり面白いお薦めのセットです。

 

 

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