• 2022.11.10

うなぎ【国産】【中国産】の違い!うなぎ博士に聞く「うなぎの真実」

うなぎを選ぶ時に、【国産または中国産】の表記を目にすると思います。

そこで気になるのが価格の違い!

何故こんなにも価格が違うのでしょうか?

 

大五うなぎ工房は、【国産うなぎ】にこだわり「うなぎの本当の美味しさをお届けしたい」

そんな想いから誕生し、鰻の活鰻卸、白焼・蒲焼加工まで創業時より全て自社で行っています。

大五うなぎ工房の生産技術とノウハウ、それを支えるのがうなぎ博士です!

うなぎ博士に今回は【国産または中国産】の違いを聞いてみました。

生産方法が違う!

まず国産のうなぎの生産は、池を掘って周りをコンクリートで固めて、ビニールハウスを2重にかぶせ、冬場もボイラーで加温し水温を30度に保ち、冬眠をさせないようにして育てます。

一方、中国産のうなぎは地面に掘った露地池での養殖が主流で、設備的コストが違うのです。

エサが違う!

国産のうなぎに与えているエサ(魚粉)ですが、国産うなぎは高額で売れるということもあり、養殖魚の中でも一番高いエサを与えています。

また国産うなぎに与える魚粉には厳しい品質基準があり、その基準をクリアしたものを与えています。

おおよそ1kg (4〜5匹)のうなぎを育てるのにエサ代が1,000円かかるのが、国内産のうなぎなのです。

エサ(魚粉)は国際相場なので、中国でも日本と同じレベルのエサで養殖するのであれば、日本と同じエサ代がかかってきます。

しかし、日本側の安くうなぎ蒲焼を作ってほしいという要望もあり、エサ代も安くしていると思われます。

また、中国産のうなぎのエサには品質基準があるのかどうか…。

人間と一緒で健康なうなぎに育てるためには、体内環境を整えることが不可欠です。

国産のうなぎは、飼育環境、エサの品質などに手間暇をかけ丁寧に育てられているのです。

製法が違う!

中国産のものにはコストを落とすために味醂風調味料やカラメル色素などを使用しているものもありますが、国産のうなぎはうなぎの命とも言える「たれ」にもこだわっています。

たれに使う醤油・味醂・砂糖…日本人の好きな発酵の香りや風味を引き出す良いものが使用されています。

【養殖】と【天然】どちらが美味しいの!?

天然VS養殖、どちらが美味しいのか!?

天然うなぎと養殖うなぎ、どちらが美味しいのかという疑問にもお答えしたいと思います!

実は日本の市場に出ているうなぎ、ほとんどが養殖うなぎです。

うなぎは「絶滅危惧種」に指定されており、現在存在する天然うなぎは大変希少価値があります。

ただし一概には、希少価値=美味しいとは言い切れません。

養殖うなぎは、豊富なエサと生育環境を与えられて育っています。

天然うなぎは絶滅危惧種であり、住む環境自体が少なくなってきています。

出荷までの大きさに成長するのに3〜4年かかるのですが、

厳しい生育環境の中で、良質なエサをしっかり食べて大きくなったかは疑問視される点です。

対して養殖うなぎですが、出荷までの成長速度は1年〜1年半。

適した環境で良質なエサをふんだんに与えられており、

脂が乗った極上のうなぎに成長するように育てられています。

希少価値=美味しいではなく、養殖は日々研究が進んでいるんですね。

まとめ

うなぎ博士によると、国内産の養殖うなぎはコスト、手間暇をかけて最高のクオリティに仕上げている。

一方、中国産の養殖うなぎはコストを抑えて最低限の基準を満たしているから価格に違いがある。

国産うなぎ蒲焼には価格相応の手間とコストがかかっているんですね。

国産で養殖、うなぎに適した環境で最高ランクのエサを食べて育ち真空パック冷凍でお届けする、大五うなぎ工房のうなぎは絶品です。

ご家庭でも安心して美味しく召し上がっていただけます!

全ての基準をクリアした人気のうなぎはこちらから!

贅沢な美味さなのに手軽にいただけるうなぎを是非ご家庭でも楽しんでみてくださいね!

うなぎ博士に聞く「うなぎの真実」【日本イチ丁寧なレシピ動画】を公開中です。詳しくは動画もご覧ください。

 

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分子調理学研究家”こじまぽん助”×大五うなぎ工房 うなぎ博士に聞く「うなぎの真実」(未公開集)

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