今年こそ流行る!と言われ続けても、なかなか流行らないジビエ。(1)

こんにちは。大五うなぎ工房うまいもの発見隊の小山です。

狩猟でとった野生動物を料理する「ジビエ」。毎年冬になると、ジビエ料理というワードをよく聞くようになります。が、流行というところまでは浸透していません。

ドリーム101。ジビエBBQ

たき火でジビエBBQ。カモとイノシシ、シイタケ。

日本でジビエ、獣肉料理といえば、しし鍋(ぼたん鍋)ですが、「猪肉はクセがある」「匂いが強い」といったマイナスのイメージが一般的。でも、旅館などで出されるしし鍋は、カナダから輸入した養殖肉。実際、強い臭みなんてありません。匂いが強いという思い込みなのです。ジビエの印象は、このしし鍋のマイナスイメージと重なっている部分があります。ジビエはヨーロッパでは高級料理なのに、とても残念なことだと思います。

ドリーム101。カモの胸肉

カモ肉をナイフで豪快にカット。

山に入ると分かりますが、野生動物を沢山目撃します。シカ、カモシカ、イノシシ、野うさぎ、サル。またクマの情報もよく聞きます。そして、野生動物に荒らされる、畑や果樹の話も本当によく聞きます。切実な問題です。「増えすぎてしまった野生動物は、獲って食べればいいのに…」と私は単純に思います。

ドリーム101。カモの胸肉

カモの胸肉。血の香りが野趣に富んでいて良い。

今回紹介している写真は、私がよくお邪魔する、富士宮市内房の「ドリーム101」という民間の施設です。内房の有志の皆さんが手弁当で集まって、山から木を切り出してログハウスなどを全部手作りしています。内房は旧芝川町の山間部の集落ですが、新東名の新清水ICから10分と、実はとても便利な場所にあります。

ドリーム101

ドリーム101のロッジ。すべて手作り。

ドリーム101の紹介記事はこちら

≫「今年こそ流行る!と言われ続けても、なかなか流行らないジビエ。(2)」はこちら

    • みかんママ(キョウコ さん
    • 2018年7月6日 11:11 PM

    60代いや70代の方もいらっしゃったおじさんが田舎の何もない所にドリームを実現。少年達が基地作りをして遊んだ夢をおじさんがやりとげたのです。3回ほどお邪魔していますが、伺う度に1ずつ増えていく(露天風呂、サウナ)本当にびっくりです。
    そのかたわらで奥さん達が手作りのお惣菜やお餅、お稲荷さん、ランチを作り内助の功を発揮していらしていました。
    是非立ち寄しておじさんパワーをいただいてください。

      • koyama さん
      • 2018年7月7日 9:55 AM

      みかんママさん、コメントいただきありがとうございます!
      どりーむ101を訪問する度、人生の充実や真の豊かさについて
      考えずにはいられません。本当に素晴らしい場所だと思います。
      最近、伺っていないので、近々訪問してみます!
      ※サウナ!完成したんですね!!やっぱり凄いなあ~

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