• 2021.08.20

ぶどうの郷 山梨県勝沼の【シャインマスカット】を訪ねて≪その3≫(2021年8月18日)

シャインマスカット

圧巻の光景です。 
ハウスの中なので、かなり暑いですが、この時期に水をやることはほとんど無いそうです。
暑い時期に水をやると、木がどんどん水を吸って、味が薄くなってしまうだけでなく、実が割れたり落ちてしまうそうです。

シャインマスカット粒同士の隙間がかなり詰まってきました。
収穫まであと1ケ月、ゆっくりじっくり仕上げるそうです。

実はこれ全部を出荷するわけではないんです。
この農場では、1000㎡(約300坪)あたり500房程度まで間引く『摘房』を行うそうです。
ここまで育ててもったいない気がしてなりませんが、房全体の形が悪いもの、ふくらみが遅れているものなどを房ごと切り取ってしまいます。

この房は、1房で700~800gを狙っているそうです。
シャインマスカットは酸味がほとんど無く、甘さが強いことで人気の品種です。
山梨県の出荷基準は糖度18以上ですが、最後の仕上げは「摘房」を行い、栄養分を集中させることで、糖度は軽く20を超えてくるそうです。
ハウス栽培の最高品質マスカットが高価な理由が分かりました。


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