前回5月に末に“ぶどうの花”をご紹介しましたが、ぶどうの実がずいぶん大きくなりました。


シャインマスカットは、粒が丸いイメージですが、膨らんでいく過程は、長細い形をしています。

こちらの房は、だいぶ丸く膨らんできており、マスカットらしくなってきました。
「シャインマスカット」の名前の通り、木漏れ日を受けてツヤツヤに輝いています。
ここからもっと1粒1粒が張ってきて、隙間が詰まってくるそうです。
この段階で、すき間が詰まり過ぎていると、粒同士が押し合って形がいびつになってしまうため、更に大きな粒にするため、ふくらみの弱い粒だけでなく、すき間を作るように「摘粒」を行います。
1房ごと見て回り、1粒ずつハサミで切り取ります。
房全体の仕上がりの形を想像しながら摘粒するのは、やはり長い経験がないと難しいそうです。