簡単なのに上級者!!うなぎでアレンジ、ひと味違うリエットづくりに挑戦!!

なぎのリエット

うなぎの白焼きを使った贅沢なリエットの作り方と、その魅力をたっぷりご紹介します。
フランス料理の伝統を活かしながら、うなぎの風味を最大限に引き出したアレンジで、サクッと香ばしいパイに仕上げました。 お家でのんびり楽しむ家飲みや、大切な人と過ごす特別な日の一品にも最適です。こちらのブログでは、市販のパイシートを使用し、作りやすい量のレシピをご提案しています。ぜひ、最後までお楽しみください。

目次

パテとよく似た「リエット」ってどんな料理?

リエットはフランスの伝統的な料理で、肉や魚をじっくり煮込んでほぐし、脂肪分と混ぜて仕上げるペースト状の一品です。一般的には豚肉や鶏肉が主役ですが、最近では、うなぎを使ったリエットが注目を集めています。和と洋の融合が魅力的なこの創作料理は、特にフレンチや創作系の飲食店で人気が高まっています。

鰻の濃厚な旨味は、バゲットやクラッカーとの相性が抜群と評判です。また、パンに塗ったり、クラッカーに乗せたりするだけでなく、特にワインとのペアリングでもその魅力を発揮します。そのしっとりとした食感と深い風味が特徴で、特別な食卓を彩る一品として喜ばれています。

知っておきたい!リエットとパテ、テリーヌの違いを比較

リエットとパテとテリーヌの違い

リエットとパテは、どちらも肉や魚を使ったペースト状の料理ですが、違いがあります。
リエットは、主に煮込んだ食材をほぐし脂肪分と混ぜて作るのに対し、パテは、本来は肉入りパイ包み焼きのことを指すものです(現在はペースト状の練り物全般)。ほかにも似た料理にテリーヌがありますが、肉や野菜などを細かくしたものを、金属や陶器でできた型に詰め、ゼリーなどで固めたフランス料理をテリーヌと呼び、焼かないものもあります。以下の表で、リエットとパテ、テリーヌの違いを比較してみましょう。

調理法特徴
リエット食材を煮込んでほぐし、脂肪分と混ぜる濃厚でしっとりした食感、素材の味を活かす
パテ肉入りパイ包み焼き(現在はペースト状も含む)食材を練り合わせた滑らかな仕上がり
テリーヌ肉や魚、野菜などの食材をミンチ状もしくはペースト状にし、型に詰めてゼリーで固めたもの加熱せずに冷やし固めるものも含まれるため、見た目も美しく、多彩な素材が楽しめる

リッチな味わいが楽しめる、うなぎとの相性は?

うなぎは、その豊かな風味と脂の乗りが際立つ食材で、リエットにすることでさらにリッチな味わいが楽しめます。特に、白焼きはタレを使わずに焼き上げるため、うなぎ本来の味が引き立ちます。このため、リエットとして仕上げても風味がしっかりと残り、他の食材と合わせてもその魅力が失われません。

さらに、白焼きのうなぎは塩や山椒などシンプルな調味料との相性が抜群です。このシンプルさがリエットに活かされ、濃厚でしっとりとした食感と豊かな風味をそのまま楽しむことができます。特別な一品として、パンやクラッカーに添えてぜひ味わってみてください。

うなぎのリエット、手軽にリッチで香ばしい味に挑戦!

家飲みが楽しくなる!うなぎリエットでつくる絶品おつまみ

うなぎのリエットは、家飲みのおつまみとしても最適です。
パンやクラッカーに塗って楽しむだけでなく、野菜スティックと一緒に食べるのもおすすめです。
リエットは、冷たい状態でも美味しくいただけるため、手軽に準備できるのも魅力です。
友人や家族と一緒に楽しむ際には、ワインやビールと合わせて、特別なひとときを演出してみてください。
以下は、うなぎリエットを使ったおつまみのアイデアです。

  • バゲットに塗って、ハーブをトッピング
  • クラッカーに乗せて、オリーブオイルをかける
  • 野菜スティックと一緒に盛り付ける

うなぎでアレンジ、ひと味違うリエットづくりに挑戦!!

うなぎのリエットは、基本のレシピにアレンジを加えることで、さらに個性的な味わいを楽しむことができます。例えば、香草やスパイスを加えることで、風味を変えることができます。また、クリームチーズやマヨネーズを混ぜることで、よりクリーミーな食感に仕上げることも可能です。
自分好みのアレンジを見つけて、オリジナルのうなぎリエットを作ってみましょう。
以下は、アレンジのアイデアです。

  • 香草(ディルやバジル)を加える
  • クリームチーズを混ぜてリッチに
  • スパイス(カレー粉やパプリカ)で風味を変える

簡単なのに上級者!!うなぎ白焼きでリエットとフィンガーパイを作ってみた

うなぎ白焼きを使ったリエットは、簡単に作れるうえに、見た目も華やかで、パーティーや特別な日の一品としても、ぴったりの一品です。さらに、リエットを使ったフィンガーパイは、より楽しさが広がります。フィンガーパイは、パイ生地にリエットを詰めて焼くだけで、サクサクの食感とリッチな味わいが楽しめます。

うなぎのご馳走サクッと香ばしく レシピ

◎材料(作りやすい分量)

うなぎのリエット
うなぎの白焼き:1/2尾(約60g)
オリーブオイル:小さじ1
にんにく(みじん切り):1/2片(3g)
セロリ(みじん切り):15g
白ワイン:大さじ1
有塩バター:10g
レモンの皮(すりおろし):1/4個分
レモン果汁:小さじ1
塩こしょう:少々

フィンガーパイ
うなぎのリエット:上記の半量
冷凍パイシート:1枚(約11cm×18cm)
塗り卵:適量


うなぎのリエットの作り方|下準備


STEP
リエットをつくる・材料を炒める

フライパンにオリーブオイル・にんにくを入れて弱火にかけて炒める。

オリーブオイル:小さじ1
にんにく(みじん切り):1/2片(3g)

うなっ娘

フライパンに、オリーブオイルとにんにくを入れた後に着火しましょう♪
香りがしてきたら、セロリを加えてさらに炒めます。

炒めたセロリに白ワインを加え、アルコールを飛ばして火を止めます。

セロリ(みじん切り):15g
白ワイン:大さじ1

うなっ娘

セロリやにんにくは、焦がさないように弱火でじっくり炒めると、香りが立ち、うなぎの旨味との一体感が生まれます。セロリが苦手な場合は、玉ねぎで代用できます。

風味が飛びやすくなるため、アルコールを飛ばしたら火を止める。

火を止めたまま、うなぎ・有塩バターを加え、よく混ぜ合わせます。

うなぎの白焼き:1/2尾(約60g)※ほぐしたもの
有塩バター:10g

うなっ娘

魚の匂いが苦手な場合や、リエットを滑らかに仕上げたい時は、うなぎをほぐす時に、皮と骨をできるだけ除きます。食感もなめらかになり、食べやすくなるよ♪

レモン果汁、皮を加え、さらに混ぜます。その後、粗熱をとります。

レモン果汁:小さじ1
レモンの皮(すりおろし):1/4個分

うなっ娘

加熱しすぎると、レモンの風味が飛びやすくなるので、火は止めたままでOK。レモンのやさしい酸味とコクが残ります。

STEP
フードプロセッサーで混ぜる

ステップ1で炒めた材料を、すべてフードプロセッサーに入れる。塩とこしょうで味を整え、なめらかになるまでしっかり撹拌する。

塩:少々
こしょう:少々

うなっ娘

皮と小骨も細かくなるから、あんまり気にならなくなるよ。

器に入れ、冷蔵庫で冷やす(30分~)

うなっ娘

うなぎのリエットができたね~。少し時間をおいたほうが、香味やレモンの風味が全体になじむよ◎。冷やすことで、ディップとしても使いやすくなるよ♪

STEP
パイ生地を用意する

市販のパイ生地が簡単です。パイシートを縦長におき、めん棒でひと回り程度大きくなるように、伸ばす。

STEP
具材(うなぎのリエット)をのせて、パイ生地で包む

手前半分にうなぎのリエットをのせる。隅を2cm程度空けて、薄く塗り広げる。空けておいたまわりに、溶きたまごを塗る(接着部分でのりの役目)。奥から折りたたむように生地を重ね、指でつまんでしっかりくっつける。

うなっ娘

生地を重ねる時は、パイシートを破らないように丁寧にね。隙間がないように、しっかりくっつけましょう。

STEP
形を整える。

縦8等分の棒状にカットする。切る前にだいたいの目安を軽く線付けすると、均等に切りやすい。1本ずつ生地をねじり、中央から渦上にまいて巻き終わりを生地の下に入れて止める

うなっ娘

巻き終わりは、指でつまんでしっかり止めるのがコツ✨

STEP
フィンガーパイをオーブンで焼く

クッキングシートを敷いた天板にのせ、溶き卵を塗る。
200℃で予熱を入れておいたオーブンで、約18分間焼く。(予熱200℃→180℃に温度を下げてから焼くと、香ばしくサクサクに仕上がりやすい。)粗熱をとって完成です。

うなっ娘

裏面がしっかり焼けていればOK!焼き色が薄い時は、2分程度ずつ加熱時間をプラスして調整してください。


使用した #うなぎ はこれ

うなぎ白焼き

夏土用の期間は、季節の変わり目のため体調を崩しやすい時期です。
スタミナ食の代表格「鰻」は、ビタミンAやビタミンB群など、疲労回復や食欲増進に効果的な栄養がたっぷり!伝統製法でふっくら香ばしく、やわらかに焼き上げた大五の蒲焼きを、ぜひご家庭でお楽しみください。

\ 食べるチャンスは今年は2回 /
(一の丑) 2025年7月19日(土)
(二の丑) 2025年7月31日(木)

\ ありがとうございました /
∈(゚∈∋゚)∋
また見てね

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