お歳暮・冬ギフト特集2022
お歳暮・冬ギフト特集2022
直接店舗に足を運ぶことなく、様々な種類のお歳暮を探すことができる通販。便利な分、通販でお歳暮を購入する場合は、注意点もいくつかあります。
1年間の感謝の気持ちや今後も継続してお付き合いを願うためにも、お歳暮は「マナーのある贈り方」を行うことが重要です。
具体的に注意点とはどんなことがいえるのか、お歳暮のマナーについて詳しく解説していくので、参考にしてみてください。
基本的には、1年間の締め括りとしてお歳暮を渡す際には、直接手渡しを行う方が好ましいと言われています。気持ちを伝える方法として、顔を拝見して渡すのが一番のマナーと考えられているためです。
しかし、先方の時間の都合や遠方であることから、手渡しが難しいケースもあります。その場合は、通販で贈ることもあり、マナー違反ではありません。
ただ大切なのは、通販で品物だけを贈ってはいけないということです。品物だけを贈るのはマナー違反になるので通販でお歳暮を贈る際には注意しましょう。
お歳暮を先方に贈る場合は、「送り状」を添えることで真心が相手に伝わるので大切です。ただ通販でお歳暮を贈る場合は、品物が先に届いてしまう可能性があります。
品物だけが届くのもマナー的には問題であるため、品物に同封するか、品物よりも先に送り状が届くように手配しましょう。
送り状には、日頃の感謝の気持ちを綴ることと、お歳暮を贈ったことを記載しておくことが大切です。
通販でお歳暮を贈る注意点として、送り状を品物が届く前に贈っておくことが大切ですが、どのように書けばいいのか悩んでしまう方も多いでしょう。
基本的には、送り状の文章については手書きで書くことが望ましく、パソコンやワープロといったものは極力使用しないようにしてください。
また送り状は「封書」か「はがき」どちらの方が好ましいのかというと、目上の方には封書の手紙が好ましいでしょう。相手に余計な気を遣わせたくない場合は、手紙でも問題ありません。
お歳暮の際に贈る送り状は、特別な文章よりも一般的なはがきの構成で書くことがマナーになります。
まず頭語・時候の挨拶を行い、次に相手への感謝の気持ちを書き、贈り物について記述していきましょう。最後に末文・結語、日付・著名を書いて完了です。
送り状の例文を少し紹介します。
このように相手との関係性によって、書く内容や書き方を変える必要があります。相手に失礼のないように、文章を考慮してお歳暮と共に送る必要があるので、忘れずに作成していきましょう。
お歳暮を贈る際には、掛け紙をつけるのが一般的です。そこにのしや贈り主の名前を記入します。この時に、のしは酒の肴に該当する新巻鮭や魚卵といった魚介類が贈答品の場合は、のしを付けないので注意しましょう。
また掛け紙で勘違いしやすいのが、下段に書く名前は贈り主の名前を記入する場所で、宛名を書くものではありません。そのため、通販で依頼する場合は、間違えないように伝えておくことが重要です。
宛名は送り状に記載するようにします。会社名と代表者の名前を書いておくため、名称を間違えないように注意してください。
掛け紙の上段には、「お歳暮」と記入します。お歳暮ではなく、御礼として贈りたい場合は「御礼」と記入してください。
掛け紙に記入する場合は、水引やのしに文字がかからないように注意し、筆やサインペンで書くようにしましょう。間違ってもボールペンで記入しないようにしてください。
お歳暮は太字で黒文字にするのがマナーであるため、ボールペンはマナー違反に該当します。通販であれば、お歳暮に記入する文字については気を付けてくれるはずですが、自分でも間違えないように、予備知識をつけておくことは大切です。
お歳暮はお世話になっている方に、感謝と継続してのお付き合いを願うものとして贈ります。そのため、相手が不愉快な気持ちにならないためにも、マナーを守ってお歳暮を贈ることが重要です。
通販が便利であるために、品物だけを贈ってしまうと、相手に失礼な思いをさせてしまうことがあります。送り状を事前に贈ってからお歳暮を贈るようにしていきましょう。
今後も友好的な関係を築くためにも、通販でお歳暮を購入する時は、十分に注意して贈るようにしてください。
